13選考試験・面接面接対策の極意最終学年の6月からは、いよいよ実際の選考が始まる。とはいえ、業種や法人によって選考フローはさまざまだ。試験や面接の内容は事前に調べておき、それぞれに応じた対策が必須だと心得ておこう。り、かえって時間をロスすることにもなりかねない。まずは「自分は将来、何をしたいのか」を明確にした上で、どのような業界や職種があるのかを知り、適性にマッチするものを丁寧に絞り込んでいこう。 就活を進めるにあたってインターンシップ&キャリアプログラムは重要なカギとなる。ロードマップにある通り、プログラムは「夏」に開催されるものと「秋冬」に開催されるものに大きく分けられる。「夏」は自分の視野を広げるため、「秋冬」は志望先を絞り込むためと、それぞれ明確な目的を持って参加してみよう。なお、法人によっては通年のプログラムもあるが、いつでも申し込みできるとは限らないことに注意したい。 実際に現場に入り、その業種や法人ならではの仕事をしてみることは、今しかできない貴重な経験となる。そこから得られた情報は、自己分析や法人研究の材料としても欠かせないものになるだろう。就職してから「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、インターンシップ&キャリアをうまく活用して、満足度の高い就活を実現してほしい。インターンシップ&キャリアを使い倒して、進路を考えよう!8インターンシップ&キャリア/Autumn・Winter秋冬のプログラムは3月から始まる就活の“前哨戦”ともいえる。業界だけでなく、法人のことをより深く知るために積極的に参加しよう。志望先のプログラムに真剣に取り組んだ経験は、選考の場でもきっと役に立つ。12エントリーシート提出エントリーシートの書き方と例文応募者の多い法人では、エントリーシートで選外となる可能性も低くない。採用担当者が「この人と一緒に働きたい」と思うような、個別性のある内容を分かりやすく記載しよう。14内々定/内定メールや電話などで内々定の連絡をもらうことが多い。内定通知書の交付、内定承諾書の提出などを経て正式な内定となる。複数社から内定を得るなどして辞退する場合は、よく期限を確認した上で、できるだけ早めに連絡しよう。7インターンシップ合同説明会同じ業種でも、法人によって働き方は大きく異なるもの。入社後のミスマッチを防ぐためにも、仕事内容、研修やキャリアアップの制度、福利厚生など、複数の視点から各法人を比較してみよう。9選考準備これまでに参加したプログラムでの体験などをもとに、選考に向けて少しずつ準備を始めよう。特に、「マナーが不安」「面接の場で緊張しそう」など、自分の課題だと思われる点を早期にクリアしておくのがお勧めだ。10エントリー各法人の採用サイトや就職情報サイトなどからエントリー。特に複数の法人へエントリーする場合は、説明会や選考の日程に重複がないか、しっかり確認しておこう。11説明会WEBサイトでは得られないような情報をつかめることもあるため、志望度が高い法人の説明会には必ず参加しておこう。なお、会社説明会が選考の一環とされているケースもあるため要注意だ。GOAL!IS合説 11
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