□ 勤務地□ 業務内容□ 給与□ 医療度の分類□ 規模□ 設備□ 雰囲気・職場環境□ チーム医療への取り組み□ 配属□ 勤務体制や働き方□ 休日・余暇□ 福利厚生□ (関わりたい・学びたい)科目や領域□ 資格取得支援制度□ 資格取得者の在籍数□ 教育制度□ 成長への支援/環境□ 相談・サポート体制あなたはどんな職場で働きたいと思うだろうか。それを見定めるためのポイントはいくつもあるが、理想を挙げればキリがない。まずは3~4つ程度に絞り込んでみよう。それに優先順位を付けた結果が自分にとっての「軸」となる。このとき、「自分が“そこ”にこだわる理由」を考え、明確にしておこう。いくつかの法人を見比べるうちに優先順位が入れ替わっても、自分の中で筋が通っていれば迷わずにすむ。上記のような「軸」となる項目に加えて、法人を比較するときに外せないポイントがある。次のような視点で法人をチェックしておけば、志望動機の作成に役立つだけでなく、最終的に入社先を判断するときの決め手にもなってくれる。理念、代表者の考えその法人のカラーが最も象徴的に表れる部分。WEBサイトや説明会などで頻出する単語が、その法人にとってのキーワードと考えてよいだろう。ここが自身の考えや適性にマッチしていないと、入社後のミスマッチでつらい思いをしかねない。社風社内行事やサークルといった独自制度から、社風がうかがえることは多い。これも自身にマッチするかどうか考えておきたい。「社員の意見を柔軟に取り入れる」といった抽象的なものは、具体的な取り組みがあるかまで調べておくと安心だ。キャリアパス入社当初は同じような現場の仕事に就いたとしても、その後のキャリア展開は法人によって大きく変わる。「現場で長く活躍」「早いタイミングで管理者に就任」「本部で他の業務に挑戦」など、どんな方向性があり得るのか確認しておこう。業態、事業内容薬剤業務にしか興味がなかったとしても、法人の事業全体に目を向けないのはNGだ。医療機器に強い会社と医師向けコンサルテーションに強い会社では、まるで違ったキャリアを歩むことになるかもしれない。将来に向けた事業方針や展開などをしっかり研究しよう。教育研修の回数や期間だけでなく、その内容にも目を向けたい。「学会へ積極的に参加できる」「病院で研修ができる」など、特色ある教育制度を整える法人も少なくない。若手のうちはもちろん、キャリアを重ねてからの学びについてもチェックしよう。業績、成長性株式公開している企業であれば、IR情報にも注目してみよう。業界全体の動向、業績の変化、今後の経営方針などが数値とともに公開されている。志望先だけを単体で見るよりも、他の企業と比較する中で見えてくるものもあるだろう。法人選びの「軸」を持つ法人を比較するときのポイント保健所ベンチャー企業刑務所食品会社自衛隊化粧品会社スポーツチーム各種メディアや出版社医療機器メーカー国際協力機関業界・仕事研究のための情報源何となく気になる単語を検索しているだけでは、必要な情報が集めきれないかもしれない。多くの先輩たちが「役立つ」と感じた、業界・仕事研究のための情報源を以下に挙げてみた。まだチェックしていない媒体や手法はないだろうか。広がる薬学部卒業生のフィールド右ページの表にあるような就職先が一般的ではあるが、薬学部卒業生の活躍のフィールドは、それ以外にもたくさん存在する。ここでは、その一端を紹介しよう。ピンとくるキーワードがあれば、ぜひ自身で調査してみてほしい。KEY WORDS新聞(一般紙、薬学や医療系の業界紙)書籍、雑誌(特に就活生向けの情報がまとまっているもの)厚生労働省や自治体の公式サイト各企業や医療機関の公式サイト/広報誌合同説明会、インターンシップ&キャリアOB/OG訪問(近年ではオンラインでの実施も多数)SNS(情報の質は玉石混交なので注意する)15
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