薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2027
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6いま知っておきたい 就活のキホン巻頭特集WEB面接のコツとポイントWEB面接のコツとポイントをKEE’Sの野村先生に聞きました。本番前にチェックして、万全の態勢で臨んでください。※本稿は、野村絵理奈著『オンラインで伝える力』(ポプラ社)の一部を再編集したものです。スーツは黒か濃紺、シャツは白。ネクタイの色は紺やエンジで柄はストライプや小さめの水玉などが基本ですが、細かい水玉やチェック、ストライプなどの柄は画面上で〈ギザギザ〉と動いて映ることがあります。できれば無地に近いものをお勧めします。また個性的なファッションは、あなた自身の印象というよりも、服装の印象ばかりが強く残る危険があります。服装で採用を決める可能性は低いですが、話す内容はもちろん外見でもあなたの魅力を印象づけられるようにしましょう。基本的なマナーを守り、服装はオーソドックスなものを選びましょう。WEB面接を受ける際の服装は?Q.1WEB面接の場合、最初の10秒の印象が重要なので、軽い挨拶、大学名、名前を言うだけだと気を抜かずに、第一印象で勝負できるスキルを身につけましょう。冒頭の挨拶に加えて、「本日は貴重な機会をありがとうございます」「WEB面接を受けさせていただきありがとうございます」などの言葉を挟むと、感謝の気持ちが伝わります。相手と心を通わせることが面接成功のカギとなります。最初の10秒に細心の注意を払いましょう。第一印象を良くするにはどうすればよい? Q.3WEB面接では話し方も印象を決める大事な要素です。緊張で声が小さくなるのはもちろん、口が開きにくくなり滑舌が悪くなったり、早口にもなりがちです。WEBでは音声が聞き取りにくくなりますので、いつもよりゆっくり、ハキハキと口を開けながら話しましょう。声の大きさがちょうどよいかどうかも、事前にPCの前でリハーサルを行っておけば緊張対策にもなります。また、話しながら時々PCカメラを見て面接官と目線を合わせるようにすると、心の距離が縮まり、印象を良くする効果があります。ゆっくり、かつ、ハキハキと話すことが基本です。印象の良い話し方をするには?Q.5面接が始まってから、「画像が粗い」「音が途切れる」などのシステムの不具合に気づいてしまうと、一気に緊張が高まってしまいます。音や画像のチェックは、開始の30分程度前に必ず済ませておきましょう。特に顔の明るさの確認や目線の確認は怠らないこと。可能ならバックアップ用に別のPCかスマホを準備して対応できるようにしておくと、心に余裕ができます。音や画像の映り具合は事前に必ずチェックしておきましょう。WEB面接前の準備・注意点を教えてください。Q.2背筋はまっすぐ伸びているか、肩の高さは左右対称か、胸を張っているか、あごが上がっていないか、口が開いていないか、口角がしっかりと上がり笑顔になっているか確認しましょう。特に冒頭10秒は、前の歯が見える60%くらいの笑顔を作ると好印象を与えられます。また、画面に映る相手の顔やスマホや資料を見ると目線が下がり、上から見おろしているように見え、印象が良くありません。スマホはスタンドを使い、PCは本や箱などを積んでカメラ位置を調整するようにしましょう。姿勢と表情で好印象を与えることがポイントです。好印象を与えるには?Q.4野村先生に聞く22

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