薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2027
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「たとえプログラム自体は選考に直結しなくても、就業体験ができる絶好の機会です。志望先がインターンシップ&キャリアを実施しているなら、絶対に参加したほうがお得だと思う」「インターンシップ&キャリアで知り合った学生たちとSNSでグループを作り、面接で質問された内容を共有するなど、最後まで助け合って就職活動を乗り切りました」「気づいたら参加希望のプログラムのエントリー日を過ぎていた……というミスは起こりがち。スケジュールを立てる段階から勝負だと思って、油断は禁物です!」先輩の声Voice of senior一般的な説明会とは異なり、就業体験を伴うプログラムだからこそ感じられるメリットに注目してみよう。インターンシップ&キャリアに参加するメリットスキル習得メリット 3実際の業務を「やってみる」ことで、実務実習に+αしてスキルを習得。職場ごとに求められる専門性や能力の水準を具体的に知ることができるため、自分にとっての向き不向きを判断するのにも役立つ。選考準備メリット 4法人を分析する、適切なマナーを習得するなど、まさに就職活動の準備としての機能を果たしてくれる。インターンシップ&キャリアでの経験を踏まえて、面接で説得力のある話を展開できることも大きなプラスに。自己分析メリット 1体験の中でこそ「自分という人間の姿」が見えやすくなる。その意味で、自己分析が思うように進まないときもインターンシップ&キャリアが助けになるだろう。プログラムを通して自身の適性や課題が浮き彫りになるはずだ。人脈づくりメリット 5目標とする業界で活躍する社会人と出会い、話ができるまたとない機会だ。同じ志を持つ他校の学生とつながることでモチベーションが上がったり、有益な情報交換ができたりするケースも多い。業界理解メリット 2「百聞は一見に如かず」という言葉は、インターンシップ&キャリアにも当てはまる。資料や伝聞に頼っていてはとらえにくい未知の業界について、その業務を体験しながら自分の目で確認できるのは、今だけの特権だといえる。DATA: 先輩の数字10回以上91.5%1DAY7月から12月インターンシップ&キャリアに参加した学生のうち91.5%が1DAYのプログラムに参加している。法人にとっても学生にとっても負担の少ない1DAYが主流と言えそうだ。参加回数は「10回以上」の学生が最も多く、参加者全体の4割を超える。就職活動におけるインターンシップ&キャリアの重要性がさらに高まっていることが分かる。インターンシップ&キャリアエントリー時期のボリュームゾーンは7月前半~12月後半だ。実習で忙しくなるタイミングを避けるなど、周到なスケジュール管理が求められそうだ。※参加予定回数含む先輩❶先輩❷先輩❸QQQ参加したことのあるインターンシップ・仕事体験の実施日数は?(複数選択可)3インターンシップ・仕事体験に参加した回数は? (複数選択可)2インターンシップ・仕事体験にエントリーした時期は?(複数選択可)129

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