薬学生のためのインターンシップ&キャリアガイド 夏号2027
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お話を伺った人医療×アート×テクノロジーで創出する科学と感性を融合させた、新しい薬局の姿KEY WORDS FOR THE FUTURE独自の経営スタンスにこだわり、キラリと光る存在感を放ち続ける、なごみ薬局。同社が目指す企業像、患者さま・地域と向き合う姿勢について、渡邊代表にお伺いした。「薬剤師は人を動かし、社会を動かす仕事」と語る渡邊代表。「人を動かす」とは、患者さまの服薬習慣を変えて治療効果を最大化させるということ。「社会を動かす」とは、一人ひとりが健康になれば、社会全体が健康になるということ。薬剤師、実務実習認定指導薬剤師、ケアマネージャー、経営学修士(MBA)。東京大学大学院松尾研究室大規模言語モデル集中講義を修了し、開発したアプリを薬局運営や薬剤師の働き方改革に活用。渡邊 輝 さん代表取締役未来を読み解くキーワード「成長」患者さまを想い、寄り添う1「働きやすさ」プロとして長く活躍2「地域医療」健康を包括的に支援3なごみ薬局の作業手順書は充実しているが、患者さまを支える方法にマニュアルやノルマはない。常に病気・障がいに苦しむ患者さまを想い、医療従事者としてどうあるべきかを大切にしている。テクノロジーを駆使することで、人間らしい働き方を徹底追求。徹底した自動化により患者さまを支える余裕が生まれ、自己研鑽を積みながら、無理なくスマートに活躍し続けることができる。治療だけでなく、生活背景をふまえた日々のケア、健康管理までを総合提案。一人でできないことも、先輩薬剤師や栄養士など他職種の方々と連携したサービスデザインを通し社会に貢献していく。調剤薬局 なごみ薬局44

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